「信仰者が大切にすべきこと」 亀甲山教会牧師 平賀和弘
新しい年が始まりました。今年も年の初めに「10日間の祈り」が、世界中のアドベンチスト教会で行われます。まず、祈ってまいりましょう。私たちは、リバイバルが祈りから始まると信じています。主に祈るとき、主は私たちの祈りを聞き、応えてくださるからです。主は、リバイバル、回心、伝道への熱意の回復、人間関係における癒しなど、たくさんの祝福を与えてくださいます。私たちの品性は祈ることによって変えられるのです。そして、聖書は、そのためのすばらしい約束で満ちあふれています。
「もしわたしの名をもって呼ばれているわたしの民が、ひざまずいて祈り、わたしの顔を求め、悪の道を捨てて立ち帰るなら、わたしは天から耳を傾け、罪を赦し、彼らの大地をいやす」(歴代誌下 7章14節)。「もし、あなたがたが心を尽くしてわたしを捜し求めるなら、わたしを見つけるだろう」(エレミヤ書 29章13節)。「すべて主の名を呼ぶ者は救われる」(ヨエル書 2章32節)。
しかし、祈ることが大切だとわかっていても、忙しくて祈れない、祈りがなおざりにされることがあるのかもしれません。今回の読み物の著者、フランク・M・ハーゼル先生は、次のように語ります。
「人生の忙しさに追われ、霊的な時間を過ごす余裕がほとんどないことに気づいたことはありませんか? もしあなたが、より有意義で充実した霊的生活を願っておられるなら、『10日間の祈り』はあなたにとってとても貴重な経験となるでしょう。
今日からの10日間、あなたの心や生活を支配しながらも、実は真の満足をもたらすことのない事柄を解放するまたとない機会となるはずです。その代わりに、本当に大切なものに焦点を当てましょう。意図的に少ないもので生活し、本当に大切なものをより多く経験するためです。」
祈らなければ、主の恵みや主の約束の確かさを味わうことはできません。まず、神の国と神の義を求めて、祈ってまいりましょう。読み物は、教団伝道局のホームページからダウンロードできます。また、教会に印刷したものがありますので、コピーして用いることもできます。主の約束の言葉を信じて、実際に、祈ってまいりましょう。