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La foret 6月号

「私たちを造られた神様」 亀甲山教会インターン牧師 橋本美絵

 「詩篇139章13節あなたは、わたしの内臓を造り母の胎内にわたしを組み立ててくださった。14節わたしはあなたに感謝をささげる。わたしは恐ろしい力によって驚くべきものに造り上げられている。御業がどんなに驚くべきものかわたしの魂はよく知っている。」

 詩篇の記者であるダビデは、私たちの体が母の体内で組み立てられ、生まれてきたことをとても感動しています。14節には、「恐ろしい力によって、驚くほど」と言われるほど、自分自身の体を見て感謝しているのです。私たちはダビデのように自分の肉体が与えられ、神様に生かされていることを感謝しているでしょうか。
もしかしたら、私たちは、このことを当たり前のことだと思っているのかもしれません。しかし、ダビデは人間として、この機能をいただいて生かされていることが、どれほど恵み深いことなのかと言っているのです。
 ある調査によると、一般成人の人間の骨の仕組みは約206個の骨で支えられおり、そのうちの4分の1の25パーセントが両足に集中しているそうです。足の骨はとても細かくつくられているため、柔軟に足が曲がることができ、バランス良く歩くことができます。また、血液は1日に地球2周以上も巡っているそうです。毎日心拍数に合わせて96.540kmも巡っており、心臓から出て戻ってくる時間は、たったの25秒だそうです。スピードにすると時速200km以上、新幹線並みのスピードで血は巡っていることになります。このような能力を、神様はすでに私たちに与えてくださっているのです。驚くべきものを造ってくださった神様に感謝したいと思います。
 さらにもっと驚くべきことは、私たちの体は、創造主であるイエス様と同じ形に造られているということです。それは、創造主の意図されている計りしれないことであり、私たちへの愛の形です。私たちは主の御心を実現することのために造られているのです。
 「聖書全体のあらゆるテーマの中で、その一大中心となるべきテーマは、救済の計画すなわち人の魂の中に神のみかたちを回復することである。」(エレン・G・ホワイト『教育』p134)
 与えられている命を大きな喜びとして、神様のご支配の中で生き生きと歩んでいきましょう。