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Laforet 11月号

「感謝の日」

今月23日は勤労感謝の日。あまり注目されない休日ですが、皆さんはこの日がどのような経緯で休日になったかご存知ですか。法律には「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを趣旨として制定されたとあります。小学生の時私は「感謝」ということで、自分たちのために働いてくれている親に感謝を、という思いを伝えるように教えられていました。それはよかったのですが、本当の趣旨は違っていたようです。

しかしこの日、古くは新嘗祭と言って、神々に五穀の収穫を祝う日、収穫物に感謝する大事な祭が行われていました。戦後、様々な事情から休日としては廃止され、「勤労感謝の日」となりました。

感謝と言えば、アメリカでは11月第4木曜日は感謝祭の日です。今年はちょうど日本の勤労感謝の日と同じ日となっています。いくつかの由来があるようです。400年ほど前、イギリスのクリスチャン、清教徒たちが宗教的迫害に抵抗し、自由を求めてメイフラワー号に乗って新天地を求めてアメリカに出発しました。一行は、子供を含めて102人、彼らは大西洋を渡り、12月にアメリカに上陸。しかし、その冬には、飢えと寒さで約半数の人が死ぬことになるのです。やがて春になり、彼らは先住民の人に助けられて、土を耕し、野菜の種をまき、その秋には、豊かな実りが与えられました。彼らは助けてもらった先住民の人たちを招いて、神様に感謝の礼拝をしました。これが、最初の収穫感謝礼拝と言われています。

このことを記念して、祝日にしたのはリンカーン大統領です。今日では、多くの人がこの感謝祭を、親族や友人が集まる行事のひとつとして守っています。感謝祭の前後は日本の年末年始、お盆のように人々が移動するそうです。ただ日本と違うのは、本当に大切な家族や友人と一緒に過ごす時であり、今の日本のような単なる大型の休日とは違うのです。

皆さんはこの日をどのように過ごしますか。由来はともかく感謝の日として過ごしてはいかがでしょうか。

「どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。」(一テサ5:18)

ちょうど今は実りの秋。私たちの周りには感謝できることがたくさんあります。そして、神様の恵みの中で生かされていることに、深く感謝する心で過ごしていただきたいと思います。