2023年12月23日(土)の16時30分より、ウクライナ支援を目的としたクリスマスチャリティーコンサートを行います。
昨年に引き続きヴァイオリニストの澤田智恵さんをメインの演奏者にお迎えし、クリスマスの音楽やウクライナに関係する曲を演奏していただきます。ピアニストはユリア・レヴさん、またサックス奏者の五十嵐健太さんと朗読家の武松洋子さんもお招きしています。武松さんにはクリスマスにまつわる俳句を朗読していただく予定です。
入場無料で、事前予約は不要です。お席も駐車場も充分に用意しておりますが、良い席でご覧になりたい方は、ぜひ16時の会場時刻までにはお越しください。
ウクライナ支援について:
会場では終演後にウクライナ支援を目的とした募金をさせていただきます。もちろん任意ですので、可能な方はご協力いただければ感謝です。イスラエルとガザの武力衝突が起きて以来、ウクライナのことは影に隠れてしまっている状態ですが、同国内ではロシア軍による攻撃がまだ行われており、多くの国民が住む場所を失っている状態が続いています。ウクライナの冬はとても寒く、支援を必要としている方々がたくさんいらっしゃいます。皆様からのご寄付は、全額を認定NPO法人ADRA Japan を通じてウクライナ支援のために用いさせていただきます。
演奏曲目:
- クリスマスキャロル
- パガニーニ:カンタービレ
- ブラームス:ヴァイオリンソナタNo.1
- ペーターソン:サックス・ヴァイオリン・ピアノのためのトリオ
- ルィセンコ:ウクライナ民謡の主題によるラプソディNo.2
- クリスマス俳句朗読
演奏者プロフィール:
澤田 智恵 Chie Sawada|ヴァイオリン、音楽監督ロシア国立グネーシン音楽院学士・修士、パリ・エコールノルマル音楽院ディプロマ取得。ストラディヴァリ、ガルネリ・デル・ジェス等の銘器を貸与され、ビバリーヒルズ国際音楽祭を始め、宇、露、仏、独、葡、米国、中国、国内各地で出演。ウクライナ出身の世界的ヴァイオリニスト、オレグ・クリサ氏と国内外で共演を重ねる他、ウクライナ国立管弦楽団、同国立アンサンブル“キーウ・ソロイスツ”、“キーウ・カメラータ”、チェルニーヒウ国立アカデミー管弦楽団と共演。毎年ソロリサイタルを開催し、『音楽現代』誌にて「名演」と評される(2019)。横浜シンフォニエッタ、JUAA管弦楽団と協奏曲を共演。 ’24年2月、リヴィウ国立フィルハーモニー出演予定。日本ウクライナ芸術協会創設、代表就任(2018)。横浜三育小、広島三育中高卒業。 |
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ユリア・レヴ Yuliya Lev|ピアノサンクトペテルブルグ音楽院卒業。同市音楽劇場コーチピアニスト、「ペテルブルグコンサート協会」アンサンブルピアニスト。ブラジル・リオデジャネイロ国際伴奏ピアニストコンクール第2位入賞。武蔵野文化事業団主催「オペラ・アリアコンサート」において、エレーナ・オブラスツォワと共演(2007)。2010年からトリオ・アンファリアのピアニストを務める。「音楽の架け橋」シリーズコンサート主催。ロシア歌曲集、伴奏法教本出版。 |
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五十嵐 健太 Kenta Igarashi|サクスフォン日本生まれ、キーウ育ち。30以上の国際コンクールで優勝。ウクライナ国立音楽アカデミー在学中よりソリストとしてウクライナ各地の国立管弦楽団と共演。高名なウクライナ国立サクスフォン4重奏団のメンバーとして国際的に活躍。2022年第37回日本管打楽器コンクール・サクスフォーンの部第1位に併せて「内閣総理大臣賞」・「特別大賞」・「文部科学大臣賞」・「東京都知事賞」を受賞。現在、東京音楽大学に特待奨学生として在学。 |
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武松 洋子 Yoko Takematsu|朗読家東京学芸大学卒。学生時代から創作劇や翻訳劇などに出演。その後、演出家故酒井誠氏の後押しを得て朗読サロン<ひととき>設立、代表を務める。朗読教室の指導や舞台活動も行う。朗読作品は、日本の古典・現代文学から英・仏・露の外国文学、童話や昔話などと多岐に亘る。和洋さまざまな楽器とのコラボレーションも行う。 |