Home » 礼拝メッセージ » メッセージ2020年6月17日

メッセージ2020年6月17日

おもいっきり深呼吸 マタイ6:25,26

皆さん、おはようございます。
横浜三育小学校チャプレンの伊藤裕史です。
いよいよ学校での生活が始まりました。
分散登校ということで、まだみんなが一緒に集まってという訳にはいきませんが、でも来週には一緒に過ごすことができます。1年生は初めて会う上級生のお兄さん、お姉さんとは話ができましたか。これからいろいろなことをいっしょにしていくことになります。良いスタートになるようにお祈りしています。
もしかするとこれからのことに不安を感じている人がいるかもしれません。そこで、今日の礼拝のみ言葉は、マタイ福音書6章25、26節を紹介したいと思います。新約の10pです。
◆思い悩むな
6:25 「だから、言っておく。自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではないか。
6:26 空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか。

一言で言うと、思い悩まなくていいよ、ということです。
なんでそう言えるのか。
イエス様は 「空の鳥を見なさい」「野の花を見なさい」と言われます。こんなに小さなものにも神様は気にかけて下さり、守っておられるではないですか。
同じように、神さまは、あなたに何が必要かちゃんと知っておられる。
だから、思い悩まなくていい、と言われるのです。
でも、どうですか。皆さんは悩んだことはありますか。
先生はありますよ。いろいろなことで悩んでしまいます。悩みは尽きないのです。人の心は、悩みごと、心配ごとでいっぱいになります。自分のことだけでなく、人のことまで心配することもあります。これまでのこと、今の悩みもいっぱいあります。それだけでなく、先のことまで心配しだしたら本当にきりがありません。イエスさまは、この後で「明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労はその日だけで十分である。」ともおっしゃいます。
悩んでいる人にとっては、ずいぶん無責任な言葉のようにも聞こえます。
でもイエス様はそのために大きなヒントをくださっているのです。イエスさまは、心配ごとの代わりに、「神の国のこと」で心を満たせとおっしゃるのです。
何ででしょう。
心配ごとでいっぱいになった心。そんな心は本当に弱くなってしまいます。風船のようなものです。大きくなればなるほど、その後でいろいろな人から突っつかれると、破裂してしまったり、しぼんでしまったり、ぺしゃんこにされてしまうのです。
いったんそうなってしまうと、なかなか頑張っても元気はでてきません。
その状態にならないために、イエスさまは、不安、心配事でなく、「神の国」を求めなさい、と言われるのです。
神の国とは、神さまが自由に働かれる世界とでも言いかえることができます。みんなの心に「神さま」という空気を送り込めば、心は大きく膨らみます。でも不安とか心配事と違うのは、まわりから押しつぶされそうになっても、内側からしっかりと支えてくれるからです。

それは素晴らしい。でもどうやればいいの。
伊藤先生がやっている方法をまず紹介しましょう。
伊藤先生が悩んだ時、何をするか。実はいろいろなことがあって、振り返ってみると分かったことがあります。体の変化です。
悩んでいる時は、実はあんまり息をしていない、浅い呼吸をしていることが多いのです。そして、下を向いていることが多い。
そこで、悩んだ時に何をするか。ゆっくり深呼吸をするようにしています。すってー、はいて、すってー、はいて。そうすると、心が自然と落ち着いてきます。そして、上を見上げるようにしているのです。そうすると、悩んでいることが解決していることはないですが、自分がしなくてはいけないことに気が付きます。もし自分ができないのだったら、誰が助けてくれるかがわかってくるのです。新しい道が見えてくるのです。これは体を中心に動かす解決方法です。
もう一つあります。心を動かす方法です。心の深呼吸をしてみるのです。いっぱい新鮮な空気を送り込んであげるのです。心の新鮮な空気は、神様が作ったものを思い出してみることです。「空の鳥を見なさい」「野の花を見なさい」イエス様が言っているのはこのことです。
皆さんが好きな動物、花、昆虫、風景。神様が作って下さったものを思い出してください。 そして、花が咲き、鳥が遊ぶ自然の世界を思い出すことで、その中に自分がいることを思い出してほしいのです。そして、守られている自分の姿を思い出してほしいのです。
神様が作ったもの。聖書もそうです。聖書のみ言葉を読んでいくと、力となる言葉、励ましの言葉、慰めの言葉が与えられます。それも心に満たすのです。
そうすると、さっきと同じように、自分のしなくてはいけないことがわかってきて、自分を守ってくれている人がわかってきて、先に進むことができるようになるのです。
この学校にも、皆さんを守ってくれている人がたくさんいます。友達、先生、そして神様。その人たちを信じることで、皆さんの心は内側から支えられるのです。
一番いけないことは、あきらめてしまい、座り込んでしまうこと。目をつぶって見るのをやめてしまうこと。信じるのをやめてしまうことです。
皆さんがそうならないように、先生もお祈りして支えたいと思います。ぜひ、やって見て下さい。

それではお祈りをして終わりましょう。